楽天ショップ運営者のための実務ガイド
楽天の商品を
TikTok Shopへ
出品・登録する方法
商品情報を一から入力し直す前に。
準備するもの、登録方法の選び方、画像・SKUでつまずきやすい点を、順番に整理しました。
まず知っておきたいこと
楽天の商品情報を活用し、
TikTok Shop用に整えて登録します。
自社で販売する商品の情報と、利用できる画像を用意します。手入力・公式の一括登録・出品支援ツールのいずれでも、商品情報の確認と公開前のチェックが必要です。
- 01楽天の情報を用意商品名・画像・SKUなど
- 02内容を確認・編集説明・価格・梱包情報
- 03TikTokへ登録下書きで確認してから審査へ
「下書きの保存」と「審査・公開」は別の操作です。登録後の在庫管理や受注・発送の運用も、あわせて決めておきましょう。
01 / 準備
楽天で販売中の商品でも、
TikTok Shop側の準備は必要です。
このガイドは、自社の楽天ショップの商品をTikTok Shopでも販売したい事業者向けです。他店のページを仕入れ元にしたり、画像を無断で転用したりするための手順ではありません。自社で使える商品情報・画像を用意して進めます。
TikTok Shopのセラーアカウントを準備し、販売したいカテゴリー・ブランドで必要な認証や書類を確認してください。楽天で掲載できていても、TikTok Shop側の出品条件を満たしているとは限りません。
出品条件は、TikTok Shopの出品ポリシーと実際のセラーセンターで確認できます。
最初の1商品で、そろえておく情報
- 楽天の商品URLまたは商品データ商品名、説明、素材・サイズなどの仕様を確認できるもの。
- 商品画像と使用できる範囲メイン画像、色違い、細部、サイズ・仕様の画像。使用許諾も確認。
- SKUごとの販売情報色・サイズの組み合わせ、販売価格、在庫数、管理用コード。
- 発送する状態の梱包情報梱包後の重さ・縦・横・高さ。商品本体の寸法と分けて用意。
- 販売後の運用在庫を誰が更新するか、注文確認・出荷をどこで行うか。
最初から全商品を移さない。まずは、商品情報がそろっている1点を選ぶのがおすすめです。登録から公開前の確認までを一度通して、次に色・サイズ違いのある商品で運用を確かめましょう。
02 / 方法を選ぶ
手入力・公式一括登録・出品アシストを比較
「何商品あるか」だけでなく、情報を表で管理できているか、画像の選び直しがどれくらい必要かで選ぶと、作業方法を決めやすくなります。
| 方法 | 向いているケース | 自分で行う主な作業 |
|---|---|---|
| セラーセンターで手入力 | まずは1商品を試したい。登録項目を覚えたい。 | 商品ごとに情報・画像・SKUを入力し、確認する。 |
| 公式の一括登録 | 複数商品を表で整えられる。担当者が表計算に慣れている。 | TikTok用テンプレートに変換・入力し、エラーを修正する。 |
| DNAIの出品アシスト | 楽天からの転記や画像選択を、確認画面で進めたい。 | 読み込み結果を確認・編集し、下書き送信後に公開手続きを行う。 |
一括登録はTikTok Shopの公式機能です。ツールを導入しなくても使える方法なので、まず必要な作業量と照らし合わせてみてください。出品アシストは、楽天の情報を取り込み、整える工程を支援する有料サービスです。
公式の登録方法:ショップへの商品追加 / CSVによる商品出品
03 / 登録の流れ
楽天の商品をTikTok Shopへ登録する手順
使う商品情報を、1商品分そろえる
楽天の商品ページから、商品名・商品説明・仕様・画像・バリエーションを確認します。ページ下部に「商品説明」「商品詳細」などの欄があれば、まずそこを参照します。説明欄がないときは、ページ全体からその商品に関係する情報だけを整理します。
ランキング告知、ショップの案内、他商品の広告まで商品説明に入れないことが大切です。
選んだ方法で、登録画面へ情報を入れる
手入力:セラーセンターの「商品の管理」から「新商品を追加」へ進み、各項目を入力します。
公式の一括登録:一括操作から該当カテゴリーなどに合うテンプレートを取得し、必要項目を埋めてアップロードします。楽天のCSVを、TikTokの指定ファイルと同じものとして扱わないようにしましょう。
出品アシスト:楽天の商品URLまたは対応CSVを読み込み、下書きの確認画面で編集します。まずは無料デモでURLからの読み込みを試せます。
画像・SKU・価格・配送情報を照合する
「黒のMサイズを選ぶと、黒Mの画像・価格になるか」のように、購入する人と同じ順序で確認します。商品本体の重さが、梱包後の重量欄にそのまま入っていないかもチェックしてください。空欄や不明な仕様は、推測で埋めずに商品資料や現物で確認します。
下書きで見直してから、審査へ進める
セラーセンターでは、下書き保存と審査への送信は別の操作です。カテゴリーで求められる属性・書類などをそろえ、表示内容を見直してから審査へ進めます。送っただけで販売開始と判断せず、TikTok Shop側の状態まで確認しましょう。
画面の名称や必要項目は変わる場合があります。最新の操作は公式の追加手順、一括登録の入力形式は公式のCSV手順を参照してください。
04 / 転記ミスを減らす
楽天の情報を、そのまま全部コピーしない。
楽天用の販売ページには、商品自体の情報と、楽天内だけで使う販促情報が混在しています。購入者が知りたい情報を残し、TikTok側では意味が変わる内容を取り除きます。
| 項目 | 残す・用意する情報 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 商品名 | 何の商品か分かる名称、型番、主要な特徴 | 期限付きクーポン、ポイント倍率などが混ざっていないか |
| 説明・仕様 | 用途、素材、使い方、寸法、セット内容、注意点 | 他商品の案内や、根拠のない効果を含めていないか |
| 画像 | 外観、色違い、細部、サイズ・仕様 | ショップのバナーや別商品、読めない文字がないか |
| SKU | 色・サイズの組み合わせと対応する管理コード | 組み合わせの欠落、同じSKUの重複、画像の取り違え |
| 価格・在庫 | TikTokで販売する価格と販売可能な数量 | 最低価格だけを全SKUへ入れていないか。在庫の更新担当は決まっているか |
| カテゴリー・属性 | TikTok側の商品に合う分類と必須属性 | 楽天の分類がそのまま使えると思い込んでいないか |
| 梱包情報 | 実際に発送する状態の重量と寸法 | 商品本体のサイズ・重量との混同、gとkgなどの単位違い |
SKUの確認例
黒・白 × S・Mなら、まず4通りを照合。
黒S、黒M、白S、白Mを一覧にして、それぞれの価格・数量・管理コードを確認します。実際には販売していない組み合わせがあれば追加せず、サイズで価格が違う商品は同じ価格で埋めないようにします。
SKUは、色やサイズなどの違いを区別する販売・在庫管理の単位です。商品ページ1件と、SKU1件は同じとは限りません。
説明文は「買う判断に必要なこと」の順に
おすすめは、①何に使う商品か → ②特徴 → ③素材・サイズ → ④セット内容 → ⑤使用上の注意、の順です。楽天で掲載している文章を整える場合も、裏付けのない性能・素材・原産地を新しく足さないことが大切です。
05 / 商品画像
縦長画像は、意味のまとまりで分ける。
楽天の長い説明画像を1枚の小さな枠に縮めると、文字や細部が読みにくくなります。一方、一定の高さで機械的に切ると、見出しと説明が別々になったり、商品や表が途中で切れたりします。
- 商品の特徴見出しと商品を
一緒に残す1枚目
- 素材の説明素材の写真と
説明をまとめる2枚目
- 試験結果表・数値・注記を
切らずに残す3枚目
- 境界を選ぶ:余白や背景の切り替わりを手がかりに、内容がひとまとまりになる位置で分けます。
- 正方形を埋めることより、情報を残す:必要なら白い余白を足し、見出し・表・商品を欠けさせないようにします。
- 上下に別の画像が残っていないか見る:隣の説明の断片が写り込んだものは、切り位置を見直します。
- 商品に関係ないものは外す:お気に入り登録、ショップトップへの誘導、ランキング告知などを、商品画像として選ばないようにします。
公式案内では1:1の画像が推奨されています。正方形にするために内容を切る必要はありません。登録方法別の画像条件は公式の画像比率の案内と登録画面で確認してください。
自社の商品で確かめたい方へ
文章だけでなく、画像の選び方もデモで確認できます。
出品アシストでは、読み取った画像を候補から選び直せます。ページによって取得・分割の結果が異なるため、利用予定の商品URLで、必要な画像がそろうかを確認してください。
楽天URLを入れて、確認画面を体験する →デモからTikTok Shopへの連携・送信は行いません。画像の持ち出し機能や履歴保存もありません。
06 / できる範囲を分ける
自動登録と在庫同期は、
別の機能です。
ツールを比較するときは、「自動化」という言葉だけで判断せず、どの工程を扱うかを確認しましょう。商品を初めて登録することと、登録後も価格・在庫を更新し続けることは、異なる作業です。
- 下書き作成
- 商品情報を取り込み、編集・確認できる状態を作る。DNAIの基本プランが支援する工程です。
- 審査・公開
- TikTok Shop側で必要項目を満たし、審査を経て販売へ進める。DNAIは自動で本公開しません。
- 継続同期
- 登録後に楽天の変更を確認して反映する。DNAIでは別オプションで、1日1回の確認を基本に、対象項目・承認方法を相談します。
- 在庫・受注・出荷管理
- 売れた後の在庫配分や発送を運用する。基本プランの標準範囲には含まれません。
特に、同じ在庫を複数の店舗で販売する場合は、注文が入ったときの更新方法を決めてから公開してください。下書きを作れたことを、在庫連携ができたことと混同しないようにしましょう。
出品アシストの料金・契約条件を確認する →07 / 困ったとき
登録できない・画像が足りないときの確認順
- 必須項目やカテゴリーのエラーが出る
- まず表示された項目名を確認します。カテゴリーの選択、必須属性、必要書類を見直し、商品名だけを変えて何度も再送することは避けましょう。
- 楽天にある画像が、候補に出てこない
- 元ページで画像が表示されるか、読み取り結果にメイン・説明・バリエーションの画像があるかを比較します。ページ構成や取得制限で不足する場合があるため、そのまま完成扱いにせず、導入確認時に対象URLを共有してください。
- 説明文にショップ案内・ランキングが混ざる
- 商品説明の欄を基準に見直します。説明欄がない場合も、その商品に関係する特徴・仕様だけを残し、ショップ共通の販促情報は外します。
- 色・サイズ・価格が合わない
- 商品単位ではなくSKU単位で照合します。色名が似ている商品、サイズで価格が変わる商品、販売していない組み合わせに注意してください。
- 送信後に画面が止まり、結果が分からない
- 同じ商品をすぐに送り直す前に、セラーセンターで下書き・商品一覧を確認します。すでに作成されていれば、重複登録を防ぐためにその商品を確認します。
公開前の最終チェック
- 商品名・説明・画像が、同じ商品を指している
- 選べる色・サイズと、その価格・在庫が一致している
- サイズ表や注意書きが、画像の途中で切れていない
- 必要属性・梱包情報を確認している
- 注文後の在庫更新・出荷の担当と手順が決まっている
08 / FAQ
楽天からTikTok Shopへの出品で、よくある質問
楽天の商品URLをTikTok Shopに貼るだけで登録できますか?
この記事で紹介する公式の登録手順は、項目の入力や指定テンプレートへの記入が必要です。DNAIの出品アシストは楽天URLの読み込みを起点にできますが、内容確認・不足項目の補完・下書き送信後の確認は必要です。「貼るだけで必ず公開できる」というものではありません。
楽天のCSVを、そのまま一括登録に使えますか?
TikTok Shopの一括登録では、指定テンプレートの項目・形式に合わせる必要があります。楽天のCSVを無加工で送る前提ではなく、カテゴリー、属性、SKU、画像などの対応を確認してください。詳しくは公式のCSV案内をご覧ください。
商品画像は正方形でなければいけませんか?
公式では1:1が推奨されていますが、正方形にするために説明や商品を切り落とす必要はありません。登録方法ごとの条件を確認し、縦長の説明画像は内容ごとに分けて、必要に応じて余白を付けると読みやすくなります。
楽天の商品が売れたら、TikTokの在庫も減りますか?
商品情報の取り込みや下書き登録だけでは、注文後の在庫同期まで行うことにはなりません。利用中の在庫管理サービスや運用方法を含めて、別途対応を確認してください。DNAIの標準プランに在庫・受注・出荷の一元管理は含まれません。
デモを試すと、商品が公開されたり料金が発生したりしますか?
公開されません。このサイトのデモは無料で、TikTok Shopへの連携・送信や有料契約の申込みは行いません。導入を希望する場合は、料金・条件を確認してからご相談いただけます。
自社の商品に対応するか、契約前に相談できますか?
はい。利用予定の商品URL、出品したい商品数、色・サイズなどのバリエーションの有無をお知らせください。楽天ショップとTikTok Shopの運用を伺い、実商品1点で対応範囲を確認します。
参考にした公式情報・この記事について
日本のTikTok Shop向けの公式情報と、DNAI Partnersの出品アシストの提供範囲を分けて整理しています。運用・画面・出品条件は変更されることがあるため、登録時には最新の公式案内もご確認ください。
- TikTok Shop Academy|ショップへの商品追加 ↗
- TikTok Shop Academy|CSVによる商品出品 ↗
- TikTok Shop Academy|TikTok Shop出品ポリシー ↗
制作:DNAI Partners / 公式情報の確認・記事更新:2026年9月29日
記事中のSKU例・画像分割図は、確認方法を説明するための例です。TikTok Shop・楽天が提供する公式ツールではありません。
まずは、自社の商品を1点。
読んだあとは、
下書きになる流れを体験。
デモで操作を確かめてから、対応範囲・料金を検討できます。相談時は商品URLが1つあると、より具体的にお話しできます。